その他の関連施設支援施策
交通結節点の改善
交通結節点の改善により、交通機関の連携強化や歩行者移動の連続性確保、安全性強化。 |
(事例)広島市JR横川駅前広場
- 路面電車停留場を駅前広場内に移設
- 低床車両に対応した停留場のバリアフリー化、上屋の整備
- 周辺歩行空間のバリアフリー化
- 交差点の改良による交通渋滞の緩和・解消
※全体事業費:23億円(うち直轄12億円)
トランジットモール社会実験の取り組み
中心市街地において歩行者や自転車の安全かつ快適な移動環境を確保し、まちの賑わいを創出する観点から、路面電車を活用したトランジットモールの導入に向けた社会実験※を支援。 |
路面電車を活用したトランジットモール社会実験の事例(過去2例)
- 平成13年10月〜11月 福井鉄道福武線にて実施(実施主体:福井市)
- 平成15年11月 名古屋鉄道岐阜市内線にて実施(実施主体:岐阜市)
※社会実験
地域に大きな影響を与える可能性が高い新しい施策の導入に先立ち、本格的に導入するか否かの判断材料を得るため、地域の方々や関係者の参加のもと場所や期間を限定して施策を施行・評価
新しい取り組み 〜軌道敷の緑化〜
都市景観の向上、都市環境の改善、公共交通支援の観点から四国地方整備局、高知県が試験的に施行(対象:土佐電鉄) |
- 県道桂浜はりまや線〔桟橋通り1丁目電停前〕(H14.10〜)
- 一般国道32号〔大橋通電停〜高知城前電停間〕(H15.7〜)
LRTの狭軌超低床化に関する技術開発支援の概要
我が国特有の狭軌路線用の超低床LRTの技術開発を支援することにより、路面電車のバリアフリー化を推進する。 |
- 制度の概要
高齢者、身体障害者の移動の円滑化(バリアフリー化)を進めるためには、超低床LRTの導入が不可欠であるが、これまでは、海外メーカーから我が国特有の狭軌の線路に対応するよう改造した台車等を輸入しており、車両コストの増嵩を招いている。このため、主だった車両メーカーで構成される「技術研究組合」が行うLRTの狭軌超低床化に関する技術開発を支援する。
- 研究の概要
狭軌の車両で超低床化を実現するために、極めて限られたスペースの中に車輪。台車枠、電動機、ブレーキ装置等を納めなければならず、そのために高加減速性能を有する超小型電動機や新たなブレーキ装置の開発等を行う。14年度までに3タイプの台車が試作され、15年度には、試作された台車の各種試験が実施される。
[事業規模 480百万円:13年度〜15年度]
- 補助の概要
- 補助対象事業者 超低床エルアールブイ台車技術研究組合
- 補助率 技術研究組合が行う技術開発に要する費用に対し、国が1/2補助(技術研究組合1/2)
- 予算額(当初予算)
13年度 60百万円
14年度 90百万円
15年度 90百万円
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